同族企業の本文データを拝見して。。。

「同族企業」について気がついたことです。
InDesignのパフォーマンスを全然引き出していないなー。

●全体について

・マスターページひとつしかない。

スクリーンショット 2014-09-04 001「扉」「はじめに」「目次」「本文」「コラム」は、それぞれのマスターページを作るべきです。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・図版が、indesignで直に作られている。

スクリーンショット 2014-09-04 002

図はイラストレーターで作成しないと、デザインの表現力の幅が狭まります。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・文字スタイル名「文字スタイル①」は、曖昧すぎる。

スクリーンショット 2014-09-04 003

誰にでもわかるような名前を付けるべき。
担当者が休んでも、他の人が仕事を引き継げるようにすべきです。
【こいつぁマズイぞ度★★】


・大見出し
2行アキ+2行取りと1行アキ+2行取りの2種類ある。

スクリーンショット 2014-09-04 004

スクリーンショット 2014-09-04 005

改行で調整しないこと。
「段落前アキ」機能を使うとよい。
小見出しも同様。
【こいつぁマズイぞ度★★★】


●ファイル「はじめに.indd」について

・枠外に不要なオブジェクトが残っている。

スクリーンショット 2014-09-04 006

スクリーンショット 2014-09-04 007

事故防止のため、納品時には削除すべき。
【こいつぁマズイぞ度★】


・目次の項目にスタイルが充てられていない。

スクリーンショット 2014-09-04 009

それぞれのデザインに、段落スタイルと(必要であれば)文字スタイルを充てるべきです。
じゃないと、修正するのがたいへんです。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・目次内の「Column」の飾り、「第◯章」が別オブジェクトになっている。

スクリーンショット 2014-09-04 010

同フレーム内に作るか、アンカーオブジェクトを使うべし。
じゃないと、修正がたいへん。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


●ファイル「第1章.indd」について

・p.33 段落スタイル「箇条書き 数字」は、行頭をスペースで調整している

スクリーンショット 2014-09-04 011

インデントを使うべきです。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・p.41 数字付き箇条書き スペースで位置を調整している。
他にも多数あり。

スクリーンショット 2014-09-04 012

タブを使いましょう。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・p55 本章のまとめ 細罫が別オブジェクトになっている。

スクリーンショット 2014-09-04 013

段落境界線を使えば、行や文字の増減による罫線のずれがなくなります。
参考にしてください↓
http://mottainaidtp.seesaa.net/article/368308371.html
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・p56 参考文献 段落スタイル「本文」+文字スタイル「文字スタイル1」になっている。

スクリーンショット 2014-09-04 014

適切な段落スタイルを充てるべきです。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


●ファイル「第2章.indd」について

・p86 箇条書き スペースで調整している。他にも多数の箇所あり。

スクリーンショット 2014-09-04 015

タブ、インデントを使うべき。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・p102 コラムタイトル
スタイルが当たっていない。別オブジェクトになっている。

スクリーンショット 2014-09-04 016

できるだけ本文内で作成するべき。
飾りはアンカー付きオブジェクトを使うなど。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


・p125 参考文献箇条書き
スペースで調整している

スクリーンショット 2014-09-04 017

タブ、インデントを使うべき。他にも多数あり。
【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


●ファイル「第三章.indd」について

・p198 版面からはみ出している行あり。
第5章にもあります。

スクリーンショット 2014-09-04 018

【こいつぁマズイぞ度★★★★★】


●ファイル「第四章.indd」について

・p207、p253 改ページを改行で調整している。

スクリーンショット 2014-09-04 019

「改ページ」を使うべし。
【こいつぁマズイぞ度★★★★】


InDesignは、ページ組み専用ソフトです。
1 行の増減に対応して、罫線等の飾りが一緒に動く機能がウリです。
しかしそれが活かされていません。

2 書体替えや級数替え等も簡単にできるのに、そのための段落スタイルや文字スタイル機能を使っていません。

3 インデントやタブ、行空き等の機能も使われていません。

4 デザイナーなら、図版作りはイラストレーターを使うべきです。表現力と手間が格段に違います。

本書の担当は誰ですか?

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